調子悪いな～！って誰しも思う時ってないですか～？

心の健康と身体の健康は密接に結びついており、どちらかが不調になると、もう一方にも影響を及ぼすことが知られているんです。

皆さんは、どうでしょうか、その時って、どうですか？

「調子悪いな～」という言葉は、ぼんやりとした体調不良や不快感を表す一般的な言葉なんですって。

今回は、心と体の健康について説明していきたいと思います。

精神障害者のダルさは？

精神障害における身体の健康への影響

次の、どれか一つに当てはまったら、ヤバいです。

睡眠障害

不眠症や過眠症など、睡眠に問題が生じます。

食欲不振

食欲が減退し、体重が減少します。

消化器症状

便秘や下痢、腹痛などの症状が現れます。

心血管疾患

高血圧、心臓病、脳卒中などのリスクが高まります。

免疫機能の低下

感染症にかかりやすくなります。

精神障害における心の健康への影響

これもまた、どれか一つでも、当てはまるでしょうか？

うつ症状

気分が落ち込み、意欲が低下します。

不安症状

不安感が強くなり、日常生活に支障をきたします。

焦燥感

いら立ちや、落ち着きが無くなってきます。　

集中力の低下

仕事や勉強に集中できなくなってきます。

対人関係の困難

人とのコミュニケーションが難しくなってきます。

心と身体の健康について

どれか一つでも、当てはまった方、次のように試してみては…

心と身体の健康を保つために

治療の継続

精神科医や心療内科医の指示に従い、治療を継続することが大切です。

規則正しい生活

睡眠時間を確保したり、バランスの取れた食事を取ったりして適度な運動を心がけましょう。

ストレス管理

ストレスをため込まず、リラックスできる時間を作りましょう。

ストレスは免疫力を低下させ、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、慢性疾患が悪化したりする可能性があります。

人間関係

家族や友人との親密な交際も必要です。

周囲の人とのつながりが希薄になり、孤独を感じることが心の健康に悪影響を及ぼします。

定期的な健康診断

身体の異変に早めに気づくために、定期的な健康診断を受けましょう。

なぜ心と身体の健康は結びつくのか？

相互作用

心の健康状態が身体に影響を与え、逆に身体の状態が心に影響を与えるという相互作用が起きます。

うつ病になると食欲不振や不眠になりがちですし、慢性的な痛みは、うつ症状を悪化させることがあります。

悪循環

精神的な苦痛が身体症状を引き起こし、さらに精神的な苦痛を増幅させるという悪循環に、おちいることもあります。

生活習慣病のリスク増加

精神障害のある方は、生活習慣病にかかりやすい傾向があります。

不規則な生活、運動不足や喫煙、過度な飲酒などが心身の健康をさらに悪化させる可能性があります。

心と身体の健康を保つためには

心と体の健康が両立すると、集中力や記憶力が向上します。

免疫力が向上し、病気にかかりにくくなります。

ストレスに強くなり、幸福感が高まります。

仕事や勉強の効率が上がり、人間関係が円滑になります。

集中力の低下も防げます。

三食バランスの取れた食事を心がけ、栄養不足を防ぎましょう。

ウォーキングやジョギングなど、自分に合った運動を習慣化しましょう。

運動不足は肥満、糖尿病や高血圧などの危険を高めます。

好きなことをすることでストレス解消や心のリフレッシュに、つながります。

どうしても一人で抱えきれない悩みがある場合は、専門家（カウンセラーや精神科医など）に相談しましょう。

ジャンクフードの過剰摂取、塩分の過剰摂取、偏食などは生活習慣病のリスクを高めます。

仕事や人間関係、経済的な問題など、様々なストレスが心の健康を脅かします。

過去の辛い経験が心の傷となり、現在の生活に影響を及ぼすことがあります。

過度な飲酒は肝臓疾患、高血圧や脳卒中などの危険性を高めます。

喫煙は肺がん、心疾患や脳卒中などのリスクを高めます。

まとめ

身体の健康は、私たちが日常生活を快適に送るためには不可欠です。

健康であれば仕事や勉強のパフォーマンスが向上し、人間関係も円滑になるでしょう。

精神障害を抱える方の心と身体の健康は密接に関連しており、どちらかが悪化すると、もう一方も悪化する可能性があります。

治療だけでなく生活習慣の改善や人間関係の構築など、色々な方法を試してみることで心身の健康を維持していくことが大切です。

心と体の健康は、一朝一夕に得られるものではありません。

日々の小さな積み重ねが大きな変化をもたらします。ご自身のペースで無理なく続けられることを心がけましょう。