SBC(TBS)テレビ「ライオンの隠れ家」ってオモロ~!
はじめに
皆さんは、最近、話題のTVドラマ「ライオンの隠れ家」をご覧になったことがありますか?
このドラマは兄弟や友情、そして成長をテーマにした心温まるストーリーが展開されています。
弟が抱える自閉スペクトラム症を持つキャラクターの描写が丁寧で、視聴者に深い感動を与えています。
兄弟、謎の少年・ライオン、そして周りの人々など、個性豊かなキャラクターたちが物語を彩ります。
それぞれのキャラクターが持つ魅力と、彼らが織りなす人間関係がドラマを盛り上げます。
今回は、このドラマの魅力を徹底的にレビューしていきます!
ドラマはSBC(TBS)で金曜午後10時から放送されていますよ。
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キャラクター紹介
「ライオンの隠れ家」には、個性豊かなキャラクターが登場します。
特に印象的なのは兄・小森洸人(柳楽優弥さん)、自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)と、
突然現れ、自らライオンと名乗る男の子(佐藤大空君)の関係性を描いたキャラクターたちです。
彼らの、きずなや葛藤が物語の中心となっており、視聴者は彼らの成長を見守ることができます。
例えば主人公の兄は、障害を抱える弟を守るために奮闘する姿が描かれています。
兄の優しさや強さは家族の、きずなを象徴しています。
また弟は自分の特性に悩みながらも、周囲の理解を得て成長していく姿が感動的です。
これらのキャラクターたちの関係性は、まさに「ライオンの隠れ家」の魅力の一つです。
「ライオン」も「ここは安全だ!(安全な居場所の意味)」と言い張って帰ろうとしません。
ストーリー展開
物語は、兄弟の生活を中心に展開されます。
彼らの日常は、時に穏やかで、時に波乱に満ちています。
特に兄が弟を支えるために奮闘するシーンは、視聴者の心を打ちます。
ストーリーの進行はテンポが良く、息をつく暇もないほどの展開が続きます。
ドラマの中では家族や近所に住む「寅じい」と呼ばれる老人(でんでんさん)との、
きずなや友情の大切さが強調されています。
自閉スペクトラム症を持つキャラクターの描写は、
リアリティがあり視聴者に深い理解を促します。
彼らの成長を見守ることで、私たちも何かを学ぶことができるのです。
弟を取り巻く家族、そして彼と交流する人々との関係性が、ドラマの大きな軸となっています。
それぞれのキャラクターが持つ悩みや葛藤を乗り越え、成長していく姿が感動を呼びます。
各キャラクターに命を吹き込む俳優陣の演技が、ドラマをより深く、そして心に響くものにしてくれます。
完全オリジナル脚本だからこそ描ける、深く心に響く物語が展開されていきます。
感情の描写
「ライオンの隠れ家」では、登場人物の感情が非常に丁寧に描かれています。
「X(エックス)」を名乗り、携帯電話を何十台も引き出しにいれている、
白ずくめの妙な男(岡山天音さん)が主人公たちの周辺を、かぎまわるのも怪しげです。
週刊誌「週間真相」の記者の男女(桜井ユキさん、尾崎匠海さん)も…
兄弟の間にある愛情や葛藤は、視聴者に強い共感を呼び起こします。
彼らの成長を通じて、私たちも自分自身の感情を見つめ直すことができるのです。
またドラマの中で描かれる日常のシーンも、非常に温かい雰囲気を醸し出しています。
例えば、家族での朝食シーンは、まさにその象徴です。
弟は牛乳のコップを、きちんと測るように横から見て入れていますよね。
さらに、彼は「7時15分です!」と朝食の時間を叫んだりと朝から、にぎやかなんです。
それを市役所に勤める兄は、がっしりと受け止めています。
視聴者の反応
このドラマは、多くの視聴者から高い評価を受けています。
キャラクターの描写やストーリー展開に対する感想が多く寄せられています。
「兄弟の生活は凪のように静かに」というセリフが印象的で、視聴者の心に残るようです。
柳楽さんの演技が素晴らしいとの声も多く寄せられているようです。
彼の柔らかさが作品に深みを与えています。
自閉スペクトラム症を美化や誇張なしに描いている点が好評です。
専門家の協力を得て誠実に作られていることがうかがえます。
自閉スペクトラム症の弟の日常や葛藤を、当事者の方々や専門家の協力のもと、丁寧に描いています。
弟の視点を通して社会が抱える課題や、人々の心の壁を浮き彫りにしています。
自閉スペクトラム症だけでなく虐待や差別、孤独など現代社会が抱える様々な問題をテーマに取り上げています。
困難な状況の中でも、彼らの笑顔や会話からは家族の、きずなが感じられ視聴者も心が温まるんです。
視聴者の心に温かい光を灯し、生きる希望を与えてくれます。
エンターテイメント性と同時に、視聴者に考えさせられるきっかけを与えてくれます。
視聴者は、ただのエンターテインメントとしてではなく深いメッセージを受け取ることができるのです。
まとめ
これはチョットした裏話です。
実際に第2話で柳楽さん扮する「読書家の兄」が、弟とバスに乗っていました。
そこに昔の同級生たちが、ガヤガヤと乗り込んで来ました。
その時に、兄は何を読んでいたかというと、何と!
松本市旭の信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部長・本田秀夫教授による著作
『自閉スペクトラム症 10人に1人が抱える「いきづらさ」の正体』という書籍を読んでいたんです。
ただ、ほんのチラっと映っただけだったんですけれどね。
自閉スペクトラム症の弟がいることを、昔の同級生たちに見られたくなかったのでしょう。
弟をバスに残して先に降りてしまいましたが…
「ライオンの隠れ家」は、家族や友情、成長をテーマにした心温まるドラマです。
キャラクターの魅力やストーリー展開、感情の描写が見事に融合しており、視聴者に深い感動を与えます。
この兄弟にはモデル?がいるということがわかりました。
「ギャラリー宏介株式会社」(福岡県太宰府市)という絵画販売・レンタル会社の太田信介社長(兄)
絵を描いているのは弟で重度の自閉症の画家・宏介氏です。
2012年に会社を創業。22年に法人化したそうです。
実際のドラマでも弟・美路人の絵は宏介氏の手によるものだそうです。
うらやましい兄弟愛ですね。
ぜひ、皆さんもこのドラマで、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
きっと、あなたの心にも何かが響くことでしょう。
これらの情報を参考にしました。
ドラマの、あらすじと内容はこちら
引用:https://www.tbs.co.jp/lionnokakurega_tbs/about/
自閉スペクトラム症の説明はこちら
引用:https://www.autism.or.jp/about-autism-adhd/
信大附属病院子どものこころ診療部長・本田秀夫教授の著作
重度の自閉症の画家・宏介氏
引用:https://www.kousuke-ohta.com/profile
「ギャラリー宏介株式会社」の太田信介社長
引用:https://www.kousuke-ohta.com/live