体験者からの心の声
はじめに
私は就職活動をしていく中で一般企業に面接や派遣からの紹介で働いてきました。
無理をして8時間働いた日々もありました。「環境がイイからきっと働けるよね」
そんな言葉を胸に過ごしていましたが、やはり「無理」は効かないものです。
私は適応障害から新たに双極性感情障害との診断を受け、自分を見つめ直しました。
2024年夏、猛暑の中無茶をして働いた結果、熱中症に悩まされなくなく退職という形になりました。
とてもせつなく体調が悪化したこと、生きていくことがこんなにも辛いのか・・・そう思う日もありました。
ハローワークさんへ行っても8月は紹介していただける職種もなく。
2月・8月というのは紹介できる職場が減ると言われています。路頭に迷いました。
アプリコA型 島立さんを知ったきっかけ
以前から知識の中にあった「A型・B型事業所」を思い出します。
ここが転機の始まりでした。
安曇野市 穂高にあるとあるB型事業所さんで丁寧にA型・B型事業所とはを教えていただきました。
私は精神疾患を持っていますが健康な方と障がい者の真ん中の立ち位置だなと思っています。
したがって働けないわけではないのです。むしろ働きたい!そう思ってましたが、体がついていかないのです。
B型は仕事としては非常に簡単で楽しくお仕事出来そうでした。
その中で私が懸念したのは「給料」です。みなさんもそうだと思います。
結局その日は面談だけで終わってしまいました。
その帰り道・・・車を走らせていた自分の脳裏に「A型事業所はどうなんだろうか?」そんな気持ちが芽生えます。
携帯で何件も検索し、障がい者向け求人サイトのリタリコさんをみかけます。
その中に今、私が訓練を受けている「アプリコさん」がありました。
藁にもすがる思いでお電話したことを覚えています。
見学
お電話の際、すぐに予定を組んでいただき見学させていただきました。
職員の方皆さん優しくて心がほっこりしたんです。
作業内容は基本的に軽作業で一日4時間です。
実際に見せていただいた中で個人的には得意とする作業ばかりでうれしい気持ちになりました。
ただ、ここで新たな懸念が産まれました。
「一カ月間の研修を行うこと。」
この研修はアプリコさんで行います。 別の場所にいかなければいけないのか?という不安はありません。
※ほかのA型事業所さんは1週間の研修だそうです。
では、なぜアプリコさんは1カ月なのか?
それは職員さんも研修する人をみたい(毎日通えるかどうかなど)
利用される人にも施設のこと、環境を知って欲しいとのお考えなんだそうです。
支援員さんがついていなければ松本技術専門校の方に気軽に相談できるというメリットがあります。
※訓練開始の際、松本技術専門校の方と関わることになります。
アプリコの職員さんに相談できないこともお話しできる。要するに味方が増えるわけです。
心の声をみなさんへお伝え。
皆さん、これから見学・利用・研修するにあたって
一カ月間の研修を行うことは避けて通れない道です。
私は今3週間目。訓練が終わるまであと少しになりました。
正直に申し上げますと、とっても楽しいです! こんなにいい環境下の職場があっていいのか?と思ってしまうほどです。
社会経験20年の私が初めて「ここで働きたい!」と思えた場所です。
一人ひとり思うことも感じることも違います。不安も悩みも心配もあるでしょう。
一カ月間の研修というのは人によってはリスクを伴います。
私もそうでした。 一カ月間の研修の中でそこでもし体調崩したらとか・・・お金どうしようとか・・・
ですが、プラスに考えればですよ? 急に職場に入って環境に慣れようよ!と無茶するよりかは
一カ月間、職員さんとの報連相しかり 先輩方とのコミュニケーションなどをきちんと取って場の空気になじんでいく。
「慣れ」ってとても大切で、私たちは精神疾患を持ってる上で環境ってホントに大事なんだなと思っているんです。
働くうえで何を最優先にするのか・・・人によって価値は変わるでしょう。
この場をお借りして私の思いや理想を語ることができるならば、
「まずは1歩踏み出してみよう!」です。
新しい環境に踏み入ることですら体力を使います。
でも安心してください。アプリコの職員さんは私の中の闇を、悩みを解消してくれました。
「毎日通いたい!」そう思える会社ってそうはないと思うんです。
朝起きて嗚咽する。心がドキドキする。そんなことありませんか?
全員とは確証持てませんがきっと私のように救われる方もいるはずです。
アプリコさんのお考えを代弁させていただくと、一般就労できるようになってもらいたい。
ここが最終のようです。なのでずっと居ることは基本的にはなく
どこかで羽ばたいてほしい・・・そう考えてくださってます。
新しい環境の第1歩としてアプリコさんを今見てくださってるあなたにお勧めします。