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なぜパラリンピックに精神障害者は出場できないのでしょうか?

なぜ精神障害者はパラリンピックに出場できないのか

先月28日から今月8日まで、フランス・パリでパリパラリンピックが開かれています。

競技はゴールボール、シッテイングバレーボール、ボッチャなど22種目あります。

特に男女混合4人制で争われる車いすラグビーは、日本がアメリカに48対41で勝って、初の金メダルを取り、大興奮しました!

そんなパランラリンピックでも「なぜ?」と思うところが存在します。

パラリンピックは、あくまでも肢体不自由、視覚障害、知的障害などで、精神障害は除外させられています。

精神障害者は、なぜ参加できないのでしょうか?精神障害者はパラリンピックの対象外とされており、参加できないのです

それは見た目から健常者と分かりにくいということにもありそうです。

ほかにも精神障害者は、症状が個人によって大きく異なるため、統一的な競技ルールを設けることが難しく、競技としての公平性を保つのが難しいという一面もあります。

診断基準の厳格さも、その一つです。

精神障害の診断基準は複雑であり、統一的な基準を設けることが難しいのです。

多くの精神障害者は薬物を治療の一部に服用しているのでドーピングに該当する可能性があります。

競技中の安全確保も課題です。精神状態が不安定な場合、競技者の安全の確保が困難になる場合もあります。

障害の有無に関わらず、誰もがスポーツを楽しむ権利を持つことを理念としています。そのため、精神障害者にも平等にスポーツに参加できる環境づくりが進められています。

競技の種類や参加条件など、課題は依然として残されています。

精神障害者にもスポーツを通じて自己実現を果たす機会を与えることは、とても大切なことです。

社会全体で精神障害者に対する理解を深め、パラリンピックへの参加を応援していくことが求められます。

他の障害者で出場しない人たちは?

他にもパラリンピックから除外されている障害がありました。聴覚障害です。デフリンピックという聴覚障害者の独自のオリンピックに出場します。国際パラリンピック委員会が発足した際に国際ろう者スポーツ委員会も加盟していたものの、1995年に組織を離れたことが理由です。

来年の11月15日から26日までは東京で「東京2025デフリンピック」が開かれます。国際オリンピック委員会(IOC)が正式に「オリンピック」の名を冠してよいと認可した障害者スポーツの国際総合競技大会は、パラリンピック、デフリンピック、 知的障害者の競技会・スペシャルオリンピックスの3つしかありません。

障害のある人が楽しめるスポーツには、ボッチャ、車いすバスケットボール、ブラインドサッカー、フライングディスクなどがあります。また、日本パラスポーツ協会が定める公式種目には卓球やバレーボールなどもありますね。

どんなスポーツが県内で楽しめる?

長野県で実施されている精神障害者スポーツの競技には、次のようなものがあります。

・陸上競技・水泳・卓球・サウンドテーブルテニス(視覚障害者)・ボッチャ・アーチェリー・フライングディスク・ボウリング・バスケットボール(車いす・ツイン・知的障害)・ソフトバレーボール

また、長野県障害者スポーツ協会では、精神障害の他、身体障害(肢体、視覚、聴覚)、知的障害など様々な障害のある選手が参加できる卓球競技を開催しています。卓球競技では、一般の競技規則に準じて行われますが、障害の種類や特性に応じて、一部ルールが変更されているということです。我々にもが見えて来ましたよ。皆さんも参加しましょう!

全国障害者スポーツ大会

身体、知的、精神に障害のある方が参加する大会で、国民体育大会(本大会)の開催都道府県が主催しています。

日本パラスポーツ協会の公式種目 

卓球やバレーボールなどがあります。

東京都障害者スポーツ大会

陸上(一部種目)、フライングディスク、卓球などがあります。

スポーツの秋を迎えましたね。皆さんも機会があれば、ぜひ体を動かしていきましょう!

まずはウォーキングから?それもアリかもしれませんよ!でも、くれぐれも心身には、お気をつけて!