バンド「ミセス・グリーン・アップル」は陽キャ・陰キャ?
♪いつだって大丈夫/この世界はダンスホール/君が居るから愛を知ることがまた出来る
(ダンスホールより)
今をときめくミセス・グリーン・アップル(通称:ミセス)は、言わずと知れたビッグ・バンドです。
12月25日午後10時からNHKで放送された「NHK18祭(じゅうはちふぇす)」
ご覧になった方も多いかと思います。涙モノでしたね。
来年アルバムデビュー10周年を迎えます。そんなモンスター・バンドに成長しましたが、
今月9日放送された日本テレビ系列「しゃべくり007」に出演した際の言葉から、
3人合わせて友だち10人以下だと告白!
友だちの人数をボーカル兼ギターの大森元貴さんが「僕が5…とか」、
キーボードの藤澤涼架(長野市出身)さんが「僕2人」、
ギターの若井滉斗( ひろと)さんが「僕は0~1です」と答えたんです。
ミセスのことを知らない人たちも、多かったのでは?
ミセスについて考えるとき、最初に浮かぶのは彼らの音楽のスタイルやパフォーマンスの魅力です。
しかし彼らのメンバーの個性や、陰キャと陽キャのどちらに属するかという議論も興味深いテーマですね。
特にボーカルの大森さんが中学校時代に不登校だったというエピソードは、
彼の内面を垣間見るきっかけになりますね。
今回は、そんなグループの一面を探っていきたいと思います。
ミセスと18祭
この「ふぇす」は2016年から始まりました。これまで毎年一回開催されています。
一番最初は、これまた今をときめくロックグループ・ONE OK ROCK(ワン・オク・ロック)でした。
17歳〜20歳の男女や障害の区別なく18歳世代1,000人と一緒にパフォーマンスする一度きりのステージです。
そしてその曲を1,000人の18歳世代と一緒に、一回限りのパフォーマンスで共演します。
動画で寄せられた18歳の様々な想いを聞いてから新曲を制作するのです。
今年のテーマ「本音」に沿って、ある人は泣きながら、また別のある者はギターを弾きながら、それぞれ語り合っていました。
自身の胸に刺さったのは、やはり聴覚障害者の女子高生です。
耳に補聴器を付けているのに「しゃべり方が変だ?外国の人と、からかわれた」と涙していました。
大森さんは、こう呼びかけます。「一人じゃないっていう気持ちで歌いましょう」と。
それから、昨日はミセス+1000人の演奏と合唱で大盛り上がりになりました。
ミセスは、12月5日に携帯アプリSpotifyが発表した2024年の音楽を振り返る年間ランキングで、
「国内で最も再生されたアーティスト(1位)」を2年連続で獲得しました。
また「国内で最も再生されたアルバム」として『ANTENNA』が1位、『Attitude』が2位を獲得しました。
12月6日にも、ビルボード・ジャパンが発表した2024年の年間ランキングにおいて、
「Artist 100」で1位を獲得し、さらに17曲が総合トップ100以内に入りました。
また大森さんが作詞家チャート「Top Lyricists」と、
作曲家チャート「Top Composers」で、それぞれ1位を2年連続で受賞。
12月18日現在で、Billboard JAPANが発表した「Streaming Songs」チャートにおいて、楽曲「Dear」が、
ストリーミング累計再生回数1億回を突破しました。
これにより、ストリーミング累計1億回を突破した曲数が20曲となりました。
大森さんの中学校時代
大森さんは中学校時代、友だちが少なく不登校だったことが知られています。
この経験が彼の音楽や歌詞にどのように影響しているのか、考える余地があります。
3年間のうち半分も登校しておらず、自宅で作曲に打ち込んでいたそうです。
彼の歌には時折、孤独感や内面的な葛藤が表現されています。
これが彼を陰キャの象徴とする一因かもしれません。
しかし、彼がステージに立つときは、まるで別人のように輝いています。
私たちはこのギャップに、ひかれるのかもしれませんね。
Web雑誌のインタビューでミセスの大森さんは編集者から「よく挫折しませんでしたね」との、
“暗黒”の中学時代を振り返る投げかけに、
「純粋に楽しかったんだと思います。曲を作りたいという気持ちは間違いなくあって、具現化させたかったんです」
と答えていました。それだけ音楽に対する情熱が強かったんでしょう。
音楽と歌詞の深層
ミセスの歌詞には、陰キャと陽キャの両方を感じさせる要素が存在します。
例えば、曲の中には青春の苦悩や友情をテーマにしたものが多く、
自身に共感する若者が多いのではないでしょうか。
特に「ライラック」などの楽曲は、聴く人に深い感情を呼び起こします。
♪影が痛い/価値なんか無い/僕だけが独りのような/夜が嫌い/君が嫌い
(「ライラック」より)
彼らの音楽は、陰キャの心情を代弁するかのような部分もあれば、
一方で陽キャのようにエネルギッシュなパフォーマンスで観客を熱狂させることもあります。
♪割に合わない疵(きず)も/認めてあげようぜ/僕は僕自身を愛してる
(「ライラック」より)
このように、ミセスの音楽は分かりやすい陰キャ・陽キャの分類ができない複雑さがあります。
彼らの歌詞について考える際には、同時にメンバー個々のバックグラウンドを知ることが重要です。
陰キャの特徴と心理
「陰キャ」とは、一般的に内向的で社交的な場面を避ける傾向にある人を指します。
彼らは友人が少なく、孤独を感じることが多いのです。陰キャの特徴としては、次のような点が挙げられます。
人付き合いが苦手: グループでの活動や大勢の人と話すことが苦手で、一人でいることを好む傾向があります。
内向的: 外に向かって感情を表に出すのが苦手で、自分の気持ちを内に秘めることが多いです。
自己肯定感が低い: 自分のことを否定的に捉えがちで、自信がないことが多いです。
目立ちたくない: 中心に立つことや注目されることを避け、周囲に溶け込もうとします。
興味の範囲が狭い: 特定のことに強く興味を持ち、その世界に没頭する傾向があります。
コミュニケーション能力が低い: 相手の気持ちを察したり、自分の気持ちを伝えたりすることが苦手です。
陰キャの心理には、次のような要因が考えられます。
過去の経験: 小さい頃のいじめや仲間はずれなどの経験が、人への不信感や自己肯定感の低さに、
つながっている可能性があります。
性格的な要因: 生まれつきの性格として、内向的でシャイな人がいるかもしれません。
環境要因: 学校や職場など周囲の人との関係性がうまくいかず、孤立感を抱いている可能性があります。
陽キャと陰キャの境界線
ミセスグリーンアップルは、果たして陽キャなのか陰キャなのか?
彼らの音楽やパフォーマンスを見ていると、陽キャのように感じることもありますが、
実際には彼ら自身が持つ内面的な葛藤や過去の経験が、陰キャ的な要素を持っているのかもしれません。
大森さんが「1軍っぽい陽キャが苦手」と語ったこともあり、
彼らのキャラクターは一概にどちらかに分類することはできないようです。
陰キャであることについて
陰キャであることは、決して悪いことではありません。
内向的な性格は集中力が高かったり、深く考えたりといったメリットもあります。
また、人との距離感を大切にすることで、精神的に安定している人もいます。
しかし、陰キャであることで悩んでいる人もいます。
人とのつながりが欲しい、自信を持ちたい、といった悩みを抱えている場合は、一人で抱え込まずに、
信頼できる人に相談したり、カウンセリングを受けることも一つの選択肢です。
陽キャっぽいと指摘されると、大森が「そうでしょ?頑張ってるんですよ、めっちゃ」と語った。
本来の姿ではないのかと聞かれると「全然、かりそめ。全然ウソ、ウソ、虚像ですよ」と明かし、
「日々、闇なので、しわ寄せが全部(ステージに)。もうブランディング大成功」と笑わせた。
(12月9日放送の日本テレビ系列「しゃべくり007」より)
「陽キャ」とは、主に若者言葉で、性格が明るく、人付き合いが得意で活発な人を指す言葉です。
明るい性格: 周りを笑顔にできるような、ポジティブな雰囲気を持っている人が多いです。
コミュニケーション能力が高い: 人と話すのが好きで、誰とでもすぐに打ち解けることができます。
行動力がある: 新しいことに挑戦するのが好きで、常にアクティブに過ごしています。
人気者: 周囲から好かれていて、友達が多い傾向にあります。
流行に敏感: ファッションや音楽など、最新のトレンドに敏感です。
ファンとの関わり
彼らのライブパフォーマンスは、まさにその魅力の一端を示しています。
観客を巻き込む力強いエネルギーと、時には繊細な心の交流が感じられる瞬間があります。
特にファンとの距離感がとても近く、親しみやすさを感じます。
例えば彼らがパフォーマンス中にファンに声をかけたり、一緒に楽しむ姿は陽キャそのもの。
でも楽曲の内容からは、彼らの内面的な苦悩や繊細さも感じられ、この二面性が彼らの魅力です。
ミセスのライブは一度見る価値がありますね。
彼らの音楽を通じて観客もまた一体となり、一瞬だけでも日常を忘れることができます。
まとめ
ミセスは、陰キャと陽キャのどちらにも属するような独特の存在です。
彼らの音楽には、孤独感や内面的な葛藤が表現されつつも、
観客を盛り上げるパフォーマンスで陽キャとしての顔も持っています。
この二面性こそが、彼らの魅力の根源なのかもしれません。
今後も彼らの音楽を聴きながら、彼らの真の姿を追い続けたいと思いますよ~。
ミセスは、陰キャか陽キャかという問いに対して、彼ら自身は陰キャ的な要素を持ちながらも、
音楽を通じて多くの人々に元気を与える存在です。
彼らの音楽は聴く人々に勇気を与え、共感を呼び起こします。自身も彼らの音楽に励まされている一人です。
これからも彼らの活動を応援していきたいと思います。
お困りの方は、松本市島立のアプリコA型事業所へ。
これらの情報を参考にしました。
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普段は闇の陰キャ、ステージは「全然ウソ、虚像」
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c5e377e55ea0b820af197aebb8dc9d545f1da203
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