精神疾患をテーマにした洋楽「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」を聴く月曜日
いつ頃でしょうか、月曜日が嫌いになりだしたのは…
朝イチで体育の授業があった大学のころだったでしょうか?
さすがに月曜の朝イチから体育というのはダメで3、4年の再履修しましたが。
それはそれで、土日の日中に行えたので楽しかったと思っています。
皆さんも月曜って嫌いですよね?
イギリスにボブ・ゲルドフさんという歌手がいます。
♪アイ ドント ライク マンデイ~
今日は、ザ・ブームタウン・ラッツの名曲「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」
について深く掘り下げてみたいと思います。
この曲は、ただの音楽以上のものを持っており、
精神疾患や社会問題に対するメッセージが込められています。
それでは、早速見ていきましょう!
バンドの歴史
「ザ・ブームタウン・ラッツ」は、1975年にアイルランドのダブリンで結成されたロックバンドです。
ゲルドフさんを中心に、彼らは一気にブレイク。
特に「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」は彼らの代表曲として知られています。
この曲は1979年にリリースされ、瞬く間に全英1位を獲得しました。
音楽スタイルと影響
彼らの音楽は、パンクロックやニューウェーブの影響を受けており、
エネルギッシュでキャッチーなメロディが特徴です。
特に社会問題をテーマにした歌詞が多く、聴く人に強いメッセージを伝えます。
「哀愁のマンデイ」の背景
歌詞のテーマ
「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」は、実際に1979年にカリフォルニア州サンディエゴで起きた事件を題材にしています。
事件は、16歳の少女が学校で銃を乱射し、多くの人々が命を落としたという衝撃的なものでした。
歌詞は、この悲劇を通じて月曜日に対する嫌悪感や、日常生活の中での苦悩を描写しています。
実際の事件との関連
この曲は事件の背後にある精神的な問題や、社会の無関心を浮き彫りにしています。
歌詞の中には、感情的な苦悩や孤独感が表現されており、聴く人に深い印象を与えます。
精神疾患的な意味
歌詞に込められたメッセージ
「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」は、単なる月曜日の嫌悪感を超え、精神疾患や社会的な問題に対する警鐘を鳴らしています。
歌詞の中には、心の病に苦しむ人々への共感が込められており、聴く人に考えさせる力があります。
社会的な影響と反響
この曲は、リリース当初から多くの議論を呼び起こしました。
特に、精神疾患に対する理解が不足していた当時、曲のメッセージは多くの人々に影響を与えました。
今でも、社会問題に対する意識を高めるための重要な作品として評価されています。
音楽的要素とアートワーク
メロディとリズム
「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」のメロディは非常にキャッチーでありながら、歌詞の内容との対比が印象的です。
リズムは軽快で、聴く人を引き込む力があります。
この曲を聴くと、思わず体が動いてしまうような魅力があります。
まとめ
「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」は、ただのヒット曲ではなく深いメッセージを持った作品です。
彼らの音楽は、時代を超えて人々の心に響く力を持っています。
このように「I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ)」は音楽だけでなく、
社会問題や精神疾患についても考えさせられる重要な作品です。
また、ゲルドフさんは自ら制作に関わった
「Do They Know It’s Christmas?(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?)」の、
40周年バージョンをリリースしました。
この曲は、1984年にイギリスなどのスター歌手が集まって作った曲です。
機会があれば両方とも、ぜひ一度聴いてみてください!
何かお困りの方は、松本市島立にあるアプリコA型事業所へ。
これらの情報を参考にしました。
第55回 I Don’t Like Mondays(1979/全米No.73,全英No.1)/ ブームタウン・ラッツ(1975-1986)より
引用:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/yogaku55
「I DON’T LIKE MONDAYS 月曜日の物語 」より