お知らせ

金銭管理をお願いできるサービス?

物価高騰がつらい…みんなどうしてるの?

近年、全国的にあらゆるものの値段が高騰していますね。

背景にはいろんな理由がありますが、家計が圧迫されて日々の金銭管理にシビアにならざるを得ません。

それは障がいを持ちながら生活する私たちも同じです。

欲しいものを我慢できない』、『毎月の貯金がしたくてもなかなかできない』、『お金の計算が苦手』、『おすすめされると断れない』。

障がいのあるなしに関わらず、人によって事情はさまざまです。 

お金の管理が苦手…

お金の管理って大変ですよね。食費や光熱費、毎月の固定費を計算して管理して…。

でも欲しいものだってあるし、趣味にもお金をかけたい!

自分で管理できればいいのですが、障がいをお持ちの方の中にはお金の管理が苦手・不安だと感じている方も多く、『体調管理で精一杯』なときも。

そういった方のために、代わりに金銭管理をしてくれるサービスがあるんです。

社会福祉協議会の【日常生活自立支援事業】

日常生活自立支援事業って?

日常生活自立支援事業は、知的障がいや精神障がいを持っている方、認知症高齢者の方向けの制度です。

自分で選んだり判断するのが苦手な方に、地域において自立した生活が送れるよう福祉サービスの利用や援助を行うもので、利用に関する相談は無料ですが実際に利用する場合は契約を結び、内容によって料金がかかります。

お住まいの地域の社会福祉協議会で相談することができ、福祉サービスの利用に関する相談や援助だけでなく、契約内容によって金銭管理サービスや、書類等の預かりサービスも相談ができます。

 

具体的にはどんなサービスなの?

金銭管理サービスとは

金銭管理サービスでは日常的な金銭管理のお手伝いをしてくれます。

例えば、

  • 公共料金・家賃・医療費等の支払い手続きのお手伝い
  • 日常生活に必要な預貯金の出し入れの手続き
  • 福祉サービス等の支払い等の支援

 等です。

福祉サービスの利用の援助

福祉サービス利用の援助では、利用できる福祉サービスについてのお手伝いをしてくれます。

例えば、

  • 福祉サービスの情報提供や紹介
  • 福祉サービスの利用手続きのお手伝い(代行や窓口への同行)
  • 利用料の支払い手続きや相談

等があります。

書類等預かりサービス

書類等預かりサービスでは、通帳などの大事な書類を預かってもらうことができます。

  • 預金通帳
  • 年金証書
  • 保険証書
  • 実印

等を預かってくれます。

契約にあたっての料金ってどのくらい?

サービス利用にあたっての相談は無料です。

料金は利用契約締結後に発生し、お住まいの地域によって1時間あたり1000円~程度の料金がかかります。

また、地域によっては1キロあたり数十円の交通費、書類を預かってもらう場合は利用料が数百円かかるところもあります。

 

参考にした長野県の各都市のページです。気になった方は相談してみてください。

参考:長野市 https://www.csw-naganocity.or.jp/page/relief-service-of-life

参考:松本市 http://www.syakyo-matsumoto.or.jp/approach/assistance/protection.php

参考:飯田市 https://iidashakyo.or.jp/consultation/independence/

まとめ

なかなか話題にしづらいお金の話。苦手なお金の管理を相談できるところがあるのは嬉しいですね。

少しお金はかかりますが、自分で管理できるようになるまで、と決めて相談してみるのもいいかもしれません。

計画を立てて自分のお金の使い方を見直してみましょう!

  

イラスト引用元:いらすとや

https://www.irasutoya.com/