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精神に障害のある方への経済的支援…美味しい果実とは

皆さんにとって美味しい果実とは何でしょうか?お金でしょうか?働きがいでしょうか?それとも…

ある日、突然「明日からウチの会社はB型事業所になりますよ」だとか、「あなたは解雇ですよ!」などと言われれば、精神・知的障害者の立場になって考えてみればどうでしょうか?相手の立場に立って考えるという事にしましょう。B型事業所を否定する訳ではありませんが、利用者からすると、やっとの思いでつかんだ大切宝物があるのではないのでしょうか。働きがいという名の…。

精神に障害のある方への経済的な支援 

皆さんにとっては、きっと美味しい果実となるはずです。

松本市のホームページ見てみました。

出典

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/site/shinsei-navi/113894.html

▽自動車税(種別割)・軽自動車税(種別割)の減免

▽所得税・市県民税に関する所得控除

▽相続人が障害者である場合、相続税額から一定額が控除される相続税に関する障害者控除

▽特定贈与信託を利用することで、贈与税の一定額が非課税となる贈与税の非課税

▽国内線航空旅客運賃の割引

▽バスやタクシーの運賃割引

▽精神障害者手帳1級の者が使える「信州パーキング・パーミット(障害者等用駐車場利用証)制度」

▽松本市自転車駐車場(有料)の減免などといった優遇措置

▽精神障害者1~2級は公営住宅(市営・県営住宅)の入居

▽精神障害者手帳1級のほか、身体・知的・精神いずれかの障害者手帳をお持ちの方がいる世帯で、世帯構成員全員が市町村民税非課税の場合はNHK受信料を減免

▽障害者手帳を持った人には、携帯電話基本使用料等の割引

▽内部障害など外から分からなくても援助配慮を必要としている人たちに対する「ヘルプマーク」の配布

▽博物館や美術館など市内各種施設には精神障害者手帳を持った人の優先利用料金の割引  

ーなどの各種サービスが書き連ねられています。

手帳を申請すると家族や身内から、こう言われるのではないでしょうか?周りに知られたらまずい!あそこの家には精神障害者がいるから遊んではダメだ!などと反対されるかもしれません。でも今はプライバシーが保護されています。外部に漏れることはありません。

例えば、暑い夏の日、美術館の展覧会が開かれています。でも美術館の前には、ずら~りと長い行列ができています。でもあなたは幸運にも精神障害手帳を持っています!これを見せれば列に並ばずとも本人を含めて2人まで入れるのですよ。暑い中を歩いてきたあなたにとっては美術館の中は、寒く感じるほどに涼しいんですよ!いわば「心の経済的な支援」とも言えなくはありませんか?

だから嫌だとかマイナスイメージを持たず、反対の声は勇気を持って振り切って欲しいと思っています。「精神に障害のある方への経済的な支援」について理解を深めて制度を最大限に使えば、実は美味しい果実かもしれないのですよ!